建物を影で支える金物達です
近年の建物は木造でも金物だらけです!
主な役割は地震で揺れた時に柱が抜けない様にとか、筋交いの補強金物ですね
そのほとんどはビスで留めていくのですが
侮るなかれ、中にはこんなに長いビスで留める物もあるんです
木の方が負けてしまいそうですね(笑)
皆さんあまり気にしませんが、材種によっても粘りが違うので
引き抜きに対する力が違うんです
年配の大工さんと話していると、材種選択の時にこういった話が出てきます
若い大工さんとはこういう話はしませんね
機械で釘を打つ時代だからかも知れません
便利になる分、こういった知識は衰退して行くのですかね~
こちらは、軒裏の換気金物です!
こういった細かい金物も進化していて、火災時には熱に反応して、換気口が塞がる構造になっています
パネルの釘もこんなに長いんですが、大きな銃のような機械で打てるんです
進化しますね!
僕が大工の時は65ミリ程度までしか打てなかったのですが、今は高圧で利用できる機械が出てきて打てるんです
進化が早い!!
murota